使わなくなった車を廃車にしたいと考えている人もいるかもしれませんが、車の種類や廃車の方法によって手続きが変わってきます。永久抹消登録の場合はまず、ナンバープレートを外して自動車を解体することになります。解体業者に依頼することにより、自動車リサイクル法に基づいて解体してくれるのですが、車検の残存期間が1ヵ月以上ある場合は自動車重量税の返金を受け取ることができます。ナンバープレートは書類と一緒に提出することになるため、しっかりと業者から受け取りましょう。ちなみに、自動車リサイクル料金を支払っていない場合、この時に支払うことになります。車の解体が完了したら解体業者から連絡を受けるのですが、解体報告記録日は手続きに必要となるのでしっかり記録しておきましょう。
解体が完了したら15日以内に手続きを行うことになります。陸運支局にナンバープレートを返納し、確認印と確認シールを受け取り、書類と一緒に提出しましょう。ちなみに、永久抹消登録の場合は解体業者が行ってくれるのですが、一時抹消登録の場合は自身でナンバープレートを外す必要があります。また、盗難などによって一時抹消登録を行う場合、ナンバープレートの返納や車検証の提出などができないため、その代わりに理由書を提出することになります。
